NPO法人熊本まちなみトラスト 例会/第43回理事会議事録

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□ 日 時  2020(令和2)年7月27日(月)18:30~20:30
□ 場 所  パレア9階 第9会議室
□ 参加者  理事13人(委任出席を含まず)、コア会員0人、事務局1人 計14人(文末写真参照)

委任状出席者※=7人を加えた理事出席者数20人(理事総数 24人中)・・定足数満足

青木勝士/麻生田栄壽※/磯田桂史/磯田節子/伊藤重剛/岡裕二※/幸田亮一※/古賀輝※/西郷正浩※/柴田祐※/竹田宏司/鄭 一止/辻 泰明/豊永信博/西島眞理子/冨士川一裕/松波大仁/三國隆昌/矢野和之※/山田穰

□ 議 事

議長席に伊藤理事長が着き、議事録署名人に豊永理事と西島理事を指名し、議事に入る。

1.部会報告と活動計画

(1)財政部会 (豊永理事)

  1. 7/9商工会議所訪問の後、本日7/27再訪問し坂井・商工観光振興部長と田村・総務部長にお会いした。
  2. 会員の関わるNPO活動に商工会議所としてバックアップすることは難しい。特別扱いは困難。
  3. 広報誌「商工ひのくに」(会員向けに毎月6000部発行)の『情報のひろば』欄に掲載し告知をお手伝いすることは可能。因みに最近号の同欄では福祉関係の組織の紹介が掲載されている。因みに同欄のサブタイトルは「各機関からの耳よりな情報」。
  4. 現在、会員の経営状態が大変厳しく会費が払えずやむなく脱会するケースも予測されるために会費免除も考慮中で、積極的な応援がしにくい状況。
  5. 広報誌「商工ひのくに」掲載原稿タタキ台を部会長と事務局長で作成する。
  6. (伊藤理事長追加報告)建築士会副会長見解「事業に対する支援はできるが会員になって会費を出すのはむずかしい」

(2)歴まち部会 (伊藤理事長)

(10月イベント)

  1. 今、カリーノ田中部長に相談しているところだが-
  2. 10月3、10、17(いずれも土曜日)あたりでカリーノビルを会場にシンポジウム、フォーラムを開催したい
  3. 歴まち計画のスタートを記念する行事としたい/ミニコンサートは挿入したい

(熊日寄稿)

  1. 歴まち計画記念記事をトラスト理事長名で寄稿する/100字程度か/上記シンポジウムとの連動も

(熊本市からの受託)

  1. 受託できる体制をとる/指名願い/小調査やイベントの受託(カリーノイベントや明八橋イベントを受託することもありうる)
  2. 先々は国交省からの受託も

(五か町との連動)

  1. 昨年玉名で、今年延期で来年八代、残る新町・古町、川尻、高橋なのだがいずれも歴まち計画の対象エリア・・・先の事だが意識に留めておきたい

(3)遺産ネット部会 (磯田節子理事、三國理事)

  1. 被連協活動実績とアンケート調査結果確認の後-
  2. 被連協解散後の新組織のあり方に関し議論した結果・・・「協議会」といった硬い感じでなくもっと柔らかな感じがよい、ということになった
  3. 所有者だけでなくユーザーやファンも入れた会 ・・・ 規約を検討する
  4. 名称は「遺産ネット倶楽部」、「古民家ファン倶楽部」のような感じで③といっしょに検討する

2.人吉タスクフォースの今後の取り組み

(1)今日までの(被災文化遺産の復旧)活動確認

  • 人吉旅館、芳野旅館登録文化財選定(2013.3月)の際の調査で参画(熊本高専・磯田)
  • 県地域振興局在職中に芳野旅館をよく利用していた(青木)
  1. 人吉旅館、芳野旅館、新温泉へ調査(磯田、伊藤)/紺屋町緑屋本店復旧作業(青木)
  2. 7/19(日)熊本まちなみトラストタスクフォース 12人でボランティア作業など

(2)人吉旅館への取組み

7/26(日):第1回再生プロジェクトチーム会議(ファシリテーター磯田理事)
人吉旅館敷地内に建築事務所を持つ上村氏、その支援者(キリスト教関係者も)、建築士会(持田、山川?)

(3)芳野旅館への取組み

  1. 7/26(日) 磯田、青木別グループで泥だし等作業参加
  2. 女将さんと後継者息子さん(田口さん)と考え方に若干違いがあるようだが・・・←→息子さんも旧館と本館は残して活用したい意向(青木聞き取り)、司馬遼太郎利用の部屋もある
    ※両温泉とも泉源は無事、ただし排水設備は被害

(4)今後の取組み、関わり方

  1. 2つの温泉旅館(人吉温泉、芳野旅館)
    • 磯田理事、青木理事の現地での関わりを応援、サポートする
    • WMFの応急支援金の申請は伊藤理事長が進める
  2. 新温泉、堤邸等その他の被災文化遺産
  3. 行政への要望  上記①②から起きてくることを集約し要望する。

3.人吉タスクフォースに関連するその他の課題

(1)補助金情報(支援先に寄り添うために必要)

  1. グループ補助金:新聞報道等では確実視・・地元情報は久保田さんが捕捉か?
  2. 文化財補助金:熊本地震の制度の焼き直しで使えないか→使えないだろう・・寄附提供の目的不一致
    →では、新たな基金をつくることが必要か

(2)他団体の動向を知っておくことが必要(KMTの役割りの明確化)

  1. 熊本県建築士会・・・8/7(金)-8(土)-9(日)ヘリテージマネージャーへ調査の呼びかけ
  2. 熊本県建築士会『無料電話相談窓口』:月-金の13時~16時・・・8/1からは人吉市内でも受付
    電話は士会内の相談専用番号/事務所協会、建築協会、住宅リフォーム協会等他団体も協力
  3. 講習会の開催:浸水住宅復旧のための講習会
    7/16-17で熊本2回、人吉1回で実施済
  4. 市町村相談会への建築士相談員の派遣

(3)KMTの作業アイテムの見える化

  1. 後の世にKMTを残そうとするのであれば、行き当たりばったりではなくある程度のマニュアル化が必要なのでは
    災害は今後常態化するかもしれない
  2. KMTの災害復旧行為はデリケートな要素がある
  3. 被災文化財の復旧と復興まちづくり・・・一般に分かりづらいところもある

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