なぜ今、2005年の計画書なのでしょうか?
「城下町を語り継ぐ」という思いでまとめられたこの計画には、民間・公共合わせて24の事業があり、下記の実績を積み上げてきました。
- 「立ち寄りどころ」
- 「旧町名版(古町は町名版)」
- 「ベロタクシー」
- 「まち案内」
- 「人力車」
一方で、実現に漕ぎ着けなかったものもあり、今回の「歴まち法」に基づくまちづくりにあたって、地元の皆さんには「24事業の検証」を活動に役立てたいという強い意向をお持ちだからです。
なぜ計画が作られたのでしょうか?
2011年の九州新幹線の熊本乗り入れに対応して熊本駅から中心繁華街につながる地域の活性化を目指して、熊本市が主導して平成16(2004)年12月に第1回「熊本駅都心間協働のまちづくり協議会」(座長熊本学園大学教授(当時)宇野史郎)を開催したのがスタートです。
一方、新町においては既に、同様の目的で県主導の調査事業がはじまっており、後にその結果も合わせて一つに取りまとめたのが、この計画書です。
どうやって作られたのでしょうか?
このまちづくり計画は、
- 新町地区・古町地区合わせると延べ100人以上の地域住民が参加して
- 18回以上のワークショップを開き、
- 平成17(2005)年8月の第4回協議会へ報告されました。
新幹線が通った後は?
行政側の目的は2011年の九州新幹線の熊本乗り入れに対応した地域活性化だったこともあり、新幹線乗り入れが達成されると、積極的な支援策は打ち切られましたが、従来からあった都市景観整備からの支援策は続けられています。
行政を含めた多くの住民が参画してまとめ上げたこの計画を是非皆さんに知って頂き、それぞれの事業の推移を振り返り、これからのまちづくりに活かしていきましょう!