シンポジウムのご案内
昨年 1 月に三井住友銀行熊本支店社屋が支店機能の移転にともない空き店舗になりました。その後三井住友銀行のはからいで地域住民に長く親しまれたこの建物を使い続ける買取り手を捜していただきました。熊本の近代史を物語る生きた文化遺産の継承を可能にしていただいた同銀行と買取られたカリーノグループに敬意を表します。
そこで、このシンポジウムでは、この近代化遺産の価値をひも解くと共に、再生のビジョンを語り合うことにいたしました。この建物は平成 28 年熊本地震ではほとんど被害を受けませんでしたが、この建物の再生が被災した多くの文化遺産の関係者を大いに勇気づけるものと思われます。
日時 2019(令和元)年 5 月 18 日(土) 15:00-17:00
場所 カリーノ魚屋町ビル(旧住友銀行熊本支店社屋) 熊本市中央区魚屋町 2 丁目
※入場無料
※お申込みは、熊本まちなみトラスト(下記電話、FAX、メール)まで
電話:096-326-6611 Fax:096-326-6612
e-mail:info@kumamoto-machinami-trust.org
プログラム
1 基調講演 旧住友銀行熊本支店の建築的価値
伊藤重剛(熊本大学名誉教授)
2 事例発表
大分銀行赤レンガ館の場合
三代吉彦(大分銀行)
旧第一銀行熊本支店の場合
平山武久(㈱PS社長)
3 新所有者の思い
田中達俊(カリーノ本部開発部長)
4 意見交換
コーディネーター 竹田宏司(KMT副理事長)
5 まとめ
主催
NPO 法人熊本まちなみトラスト(略称KMT)
後援
五福校区自治協議会/一新校区自治協議会
くまもと新町古町復興プロジェクト
日本建築学会九州支部歴史意匠委員会(申請中)
被災文化遺産所有者等連絡協議会
熊本市現代美術館