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□ 日 時 2018年9月24日(月)18:30~21:00
□ 場 所 熊本大学まちなか工房
□ 参加者 理事9人(委任出席を含まず)、会員3人 計12人
委任状出席=6を加えた理事出席者(理事25人中出席18人)
□ 審議・報告
(決議事項ナシ)
【開幕報告】 (青木理事から)
くまもと文学歴史館 11/1~12/17
『蒙古襲来絵巻』(宮内庁所蔵、旧御物)特別展示のお知らせ
開館3年になるが当初より国宝も展示できるというスペックで始めたが図書館ということでなかなか実績を上げられなかった。満を持して国宝級の展覧会を開くことになった。
《関連話題》アンゴルモアという漫画アニメ
【報告事項】
1.ドローンの購入と活用
- 動画アーカイブ、前年度成果と今年度継続(特にWMF向けに)の必要性
- 清永本店とPSの工事が始まり、撮影が急がれる。
- 両工事現場を把握するには上空からの撮影がふさわしい。
- 中田浩毅さんに会員ボランティアとして作業開始していただけることになった。
2.全国まちづくり会議2018in福岡 報告
- 展示パネルの説明(復興タイムライン)
- セッション「点在する歴史的文化遺産をまちづくりに活かす」の報告
特に、太宰府市「市民遺産」 等 ・・・ トラストHP参照
3.夏のイベント「三角再発見」報告
資料P8-9のとおり ・・・ トラストHPも参照
4.住友部会
資料P4-6のとおり
関連して旧坂本村「鶴の湯旅館」訪問報告(青木)
5.被連協 清永本店部会等 資料P3
工事中のところ
グループ補助金を使って建て替えを終えた ・・・ しぼりや、魚よし の評価
デザインコードの視点、地域の文脈、ファミリーヒストリーの文脈
6.部会を中心にした活動スキーム 資料P2
7.歴まち部会
(1)部会事務局・イルジさん提案(別紙資料)
- 熊本市歴史まちづくり協議会の開催8/21と今後の予定
9/末~10月地区別ワークショップ - イルジさんの関心分野 都市スケール、地区スケールで
- 地元の合意形成がもっとも必要なのだが必ずしもうまくいっていない現状
- デザインコードとともに「地域文脈の再発見と共有」を同時に進めるべき
(2)地域文脈の再発見と共有
- 地域の文脈は以下の3点に集約できるのでは(冨士川)
1)重層的な歴史(3つのレイヤー)
2)町割と町屋
3)生活行動・生活様式と生活空間 - 地域住民の営みと歴史的資源がセットになって「歴史的風致」が形成される
(3)『歴史的風致』をめぐって
- 50年以上経った歴史的建造物と50年以上続く祭礼の組合せ・・・という定義では不十分なのではないか。
能の伝統ははずせない(吉村委員)、藤崎宮とともに祇園社(北岡神社)もはずせない(上村委員)。 - 『新熊本市史』という財産をこの計画に活かすことが重要。
時間がなければ6エリアに注目してプロットだけでも。 - 難しいのは、市のエンドが決まっているために、担当者がどんどん急がされること(推測だが)。
- 短い(作業)期間で歴史的風致の視点を設定し、歴史資源を網羅することは困難だと思われる。→その都度追加見直しをするという方式はとれないのだろうか。
- この計画の目的の一つが歴史資源の改修と整備費用に対する国の補助金の投入にあることを考えると、そういうあいまいな方法ではまずかろう。
- この計画の目的の二つ目は、地区の歴史的風致の内容を明確に打ち出し、地元と行政が共有すること、かと思われる。
※新町地区では9月初旬に一新まちづくりの会に対して宮本委員から第1回協議会の報告が行われている。自治会連合会長、自治協議会会長、役員等も参加された。
(4)熊本まちなみトラストが応援団としてやれること
- パブリックコメントやワークショップへの参加もあるが、なるべく早く提案書なりを出したほうがよい
- 部会を開いて提案書を作成する。
(5)第1回歴まち部会の開催
- 青木理事も加わるとすれば火曜日→ 10/2(火)の18:30~
- 会場は新町か古町として、地元の方にも呼びかける。
8.その他の話題
(1)ステップアップセミナーを受講9/22(事務局2人受講)
- 「3年後にどんな姿になっていたいか?」という問いかけがあった。次回は11月。
(2)本日9/24は・・・
- 天草五橋開通の日(1966(S41)年)
- 松合を高潮(台風18号)が襲った日(1999(H3)年)
(3)伊藤理事長の海外出張報告
- 8月のギリシャは毎年恒例の遺跡発掘調査
- 昨日帰国したミャンマーはパテインという19C末に英国の植民地としてつくられた都市
イラワジ川洪水の災害復旧でコロニアル建築を調査
次回例会/理事会 予定
2018(平成30)年10月22日(月)18:30~20:00(なるべく20:00に終わる)
於:熊本大学まちなか工房