□ 日 時 2021(令和3)年2月22日(月)18:30~20:30
□ 場 所 パレア9階 第2会議室
□ 参加者 理事12人(委任出席を含まず)
青木勝士/麻生田栄壽/伊藤重剛/竹田宏司/鄭 一止/豊永信博/冨士川一裕/西島真理子/松波大仁/三國隆昌/宮野桂輔/山田穣
委任状出席者※=10人を加えた理事出席者数22人(理事総数 24人中)
議長席に伊藤理事長が着き、議事録署名人に豊永理事と西島理事を指名し、議事に入る。
【議決事項】
1.次年度予算の方針
①前年度(2020年度)決算見通しを事務局より報告し了承
②次年度(2021年度)予算方針について事務局より提案
③(1)収入の読み、(2)事業の想定、(3)ファンクラブ特別会計について了承
④(4)(補助金等を伴う)戦略的事業について議論の時間が取れなかった
2.次年度の活動方針
①活動方針(関係者の拡大、行政との連携活動、活動領域の拡大)に関して了承。
②活動方針(KMT運営者の世代交代)について異論(「違和感がある」)があった。
熊本まちなみトラスト25年の歩みの中では近年、青木、鄭、三國、古賀と世代交代は進んできた。
③広報誌の編集者を冨士川事務局長から別の人格に替える、という提案。
前任(編集者)からの指名方式で、冨士川事務局長から宮野理事を指名し了承。
④「熊本地震からの総括」等の出版活動の提案。次世代への引き継ぎ書にもなる。
⑤熊本県文化課へ竹田副理事長が連携相談(後述)
⑥熊本市へは豊永理事が連携相談。今のところ具体的な提案は無かった。
3.<仮称>地域遺産ファンクラブの発会に伴う定款の変更と金融機関口座の開設
①定款の変更に関して、事業⑥その他等法人の目的を達成するために必要な事業として<仮称>地域遺産ファンクラブを定款の中で位置づけることを了承。
②口座開設を了承。
【事務局からの報告事項】
【報告事項に関連した意見・提案】
(1)行政との連携
①熊本県文化課(竹田副理事長ヒアリング)
1) KMT理事会等への講師派遣については積極的に応じるとのこと。
2) 演題は「文化財保存活用大綱」について依頼している。
3) 総会後イベントの候補としても考えられる。
②熊本市都市デザイン室(豊永理事ヒアリング)
1) くまもと歴史まちづくり計画は都市デザイン室と文化政策課の共管だが当面の事業は都市デザイン室で進められている。
2) キモイリドンに委託された事業「城下町地区歴史的建造物等利活用促進支援業務委託」は、コロナの影響でイベントを延期せざるを得なくなり予算執行を次年度へ繰り越すことになった。
3) 夜間景観基本計画も進められている。新町古町のほかにも川尻、白川、江津湖を対象にしている。
町並み保存よりもみんなの参加が得られやすい(ハードルが低くなる)ので歓迎(イルジ理事)。
(2)研究事業の提案
①立野水力発電所(九州電力㈱黒川第一発電所)の実測調査
熊本で最初のRC建造物だと思われる建屋の実測と図面作成。九電に持ちかけているが、調査費が取れればいい(伊藤理事長)。
②出水神社内の近代和風建築物(昭和4年築の社務所、旧本殿(現宝物殿))の実測調査
2028年に出水神社創建150周年を迎えるので記念行事の際に図面を展示することができるかもしれない(青木理事)。
(3)県大GP(イルジ理事報告)
①2020年度はKMTからの情報提供や所有者との調整をしていただき無事に終えることができた。熊本の老舗アンケート、熊本のミュージシャンアンケート調査等の成果を出し、研究発表を終えた。
②2021年度は課題提出ができなかったので、2022年度に改めて提出を検討したい。
(4)例会の運営
①歴まち部会・竹田副理事長を中心に企画、運営の予定(前回理事会)
②初回は3月22日(月)18:30~ @文林堂(予約未) の予定
③テーマは磯田節子理事の「熊本県文化財功労者賞」等とし、竹田副理事長から磯田理事に相談。
④同日午後は、KMTの「県民文化賞」の授賞式が予定されている。
⑤例会後祝賀会を開催する。会楽園を第一候補とし事務局が予約する。
※例会→祝賀会となると、開始時刻を早める必要があるのではないか。
(5)総会の準備
①本日方針にもとづき事務局で資料作成する。
②前回(2020年5月)は書面表決という事態になったが、今回(2021年5月)は通常通りの開催をめざす。
③4月26日(資料P4の24日は誤り)が直前理事会となるが、それまでに総会イベントの企画を固める。
※帰り際のイルジ理事のつぶやき
学生には他大学との交流がモチベーションをもたらす。
KMTが学生たちの交流の場を作り出せたら新しい展開が可能になるかもしれない。
以上のとおり議事内容に相違ありません 令和3年3月22日
議 長 伊藤理事長 署名
議事録署名人 豊永理事 署名