2019年度熊本県立大学学生GP公開審査会への参加

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熊本県立大学准教授 鄭 一止

2019年12月12日に開催された2019年度熊本県立大学の学生GP(地域連携型卒業研究)公開審査会に参加した。

1年間、地域と連携しながら研究を進めてきた11のグループによる最終発表があった。各グループでは、学生らが研究活動について3分間説明した後、連携団体によって連携活動を行った感想について3分間しゃべってもらう形で成果報告を行った。発表後、教職員の評価に基づき最優秀賞と優秀賞が、参加学生の評価に基づき学生賞が選ばれた。

地元の食材を活かしたレシピ開発、外国人向けの情報発信、美術館のファンづくりのための情報発信、熊本地震応急仮設住宅の室内改善など地域に根付いた様々な実践内容が紹介された。連携団体としては、市役所など基礎自治体がもっとも多く、他にNPO法人など非営利団体が見られた。

鄭研究室ではNPO法人 熊本まちなみトラストと連携し、熊本市新町古町における町屋の改修および土地の所有形態について調査研究しその成果について発表を行った。熊本まちなみトラストには、初期の研究計画書の作成から、論文内容に関する議論、調査対象者の選定と連絡をしてもらう連携体制のもと、調査研究に集中することができた。この場をお借りし、感謝の気持ちを伝えたい。

GP審査会は熊本県立大学HPにも紹介された( https://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/detail.php?id=894)。

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