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熊本大学吉武隆一准教授の旧住友銀行熊本支店社屋調査論文のPDFはこちら
□ 日 時 2019年3月25日(月)18:30~20:30
□ 場 所 熊本大学まちなか工房
□ 参加者 理事8人(委任出席を含まず)、会員2人、事務局員1人
ゲスト:㈱カリーノ カリーノ本部開発部 田中達俊 部長 計12人
委任状出席=7を加えた理事出席者数15人(理事総数 25人中)
□ 審議・決議・報告
【報告事項】
1.歴まち部会 (報告:伊藤・豊永・冨士川)
(1)熊本市歴史まちづくり協議会
4/8予定は未確定
(2)KMTの参画の可能性
先日開催された九州町並みゼミでの文化庁主任調査官(下間さん)の話
- 文化財保護法改正で「保護から活用へ」政策が大きく変わったこと
- 歴史を活かしたまちづくりの推進にNPO等公益法人の役割が大きいことを強調された。
→KMTももっと積極的に参加していいのではないか。
(3)関連して熊本市ジェーンズ邸委員会の報告
2.被連協清永本店部会報告 (報告:冨士川)
- 清永本店復旧工事の進捗
・・・現在母屋の屋根瓦工事中 - 4月~県美で始まる「文化財レスキュー展」に清永本店所蔵の屏風等が出展予定
3.住友部会 (報告:竹田・豊永・カリーノ田中部長)
(1)協議会の開催報告
- 3/11第14回協議会開催
- 熊本大学 吉武隆一准教授 論文発表「旧住友銀行熊本支店社屋」
(2)熊本市の対応
- 3/7カリーノとの関係3課会議
・・・ 熊本市内部のWGが設けられた - 登録文化財の選定(担当は文化振興課)、景観形成建造物指定の検討(開発景観課)
- 市文化財保護条例の変更、新条例の制定(福岡市は「歴史的建築物の保存及び活用に関する条例(H27.3/19)」を制定)が必要
- 地元から要望書等の提出が望まれる★
- 熊本市新年度から 都心活性推進課、開発景観課→都市整備景観課、開発指導課
都市整備景観課内に都市デザイン室を設置
(3)カリーノの方針
- 1年以内に利用構想を立てたいのだが、用途変更が必要になると思われる
- 日建設計に当時の図面がないか問い合わせ中
4.広報部会 (報告:松波)
HPに支援団体を明記した
5.その他
- 三角サンカクドライブ3/21実施の報告(辻)
KMT,産業遺産研究会を中心に9人 - 県大学生GPの採用報告
・・・4月以降 研究会立ち上げの提案 (冨士川) - 九州町並みゼミin臼杵3/23-24 参加報告(冨士川・松波)
- HC財団(助成申請中)ヒアリング3/9 ・・採用されるのではないか
【審議事項】
1.「財政基盤の強化」のためのアクション計画
(1)法人会員を増やす 「維持会員」という意味合いで
- 現在は、商工会議所とPSの2社のみ
- 勧進帳をつくり手分けしてお願いに行く(企業回り)
- 勧進帳の説明(冨士川)
(2)勧進帳の検討
(P12-13に意見集中)
- 活動から得られた知見
1) コミュニティの絆、2) 地域の誇り醸成※、3) 観光・地域振興 の順でまとめる
※まちの身近な文化遺産に接することが地域住民の誇りにつながる
※日本の城の人気投票では熊本城は全国4位
これも熊本人の誇りだが、城下町に対する誇りはこれとは違うもの - P12結論「とにかく活動を続けること・・・」 →(自己目的化していてよくない)
→新規流入住民を巻き込んで伴走者として活動を拡大していくことが大切だ!
(3)寄付集めor法人会員の勧誘
- 寄付・会費・広告費 があるがまずは、法人会員となっていただき「会費」をいただくことを勧める。法人会員一口¥10,000→目標10口\100,000
- 話をしてみて、広告費が取りやすいのであれば「広告費」で勧める
→このあたり、もう少し整理する - 会員特典
・・・ 必要だ。P17 全国町並み保存連盟 ・・・参照 - 定期刊行物(瓦板)の出版は必要
2.総会(当日)の検討
日時:5月18日(土)14:00 場所:旧住友銀行熊本支店社屋
(1)総会
14:00~15:00
(2)総会イベント15:30~17:00
- シンポジウム テーマ:旧住友銀行熊本支店の保存と活用
- タイトル:城下町を語り継ぐシンポジウム
- 主催+共催+後援
- 構成
1) 文化遺産としての旧住友銀行熊本支店 熊本大学・吉武先生
2) 類似した遺産の再生事例 事例報告
-1銀行建築の商業施設への再利用例 -2 PSオランジュリの場合
3) 所有者・カリーノの取組み
4) 意見交換
5) まとめ(今後のアクション計画)
次回例会/理事会 予定
2019(平成31)4月22日(月) 18:30 於:熊本大学まちなか工房